« April 2008 | Main | June 2008 »

簡単、だから美味しい、毎日のごはん

毎日掃除は出来なくても、毎日やらねばならないのがご飯作り。
今までは自分では手抜きをしてると言いながら、やはりきちんと手をかけた料理でないと美味しくできないという思い込み、または主婦としての義務を果していないという罪悪感が心のどこかにありました。しかし、最近の忙しさ、気忙しさは私の限度を越えていて、そんなことを言っている場合ではない事態の時も。

意外に最近気付いたのが、凝った料理イコール必ずしも美味しい料理ではないということ。
レストランでいただくプロの料理ならいざ知らず、毎日の家庭料理は、
もっと肩の力を抜いて、簡単に作ってもいいのかもと思い始めました。
そんな最近の晩ごはんがこの日のメニューです。

Steak
ビーフ・ステーキに新じゃがとグリーンピース、ミント・ソース添え。
プロシュート、パルミジャーノ・レッジャーノのグリーン・サラダ。
焼きたてのローズマリー・フォカッチャ。
熱いうちにサーヴしたいので、タイミングは重要ですが、
事前にミント・ソースとサラダはほぼ用意しておき和えるだけの状態に。
新じゃがとグリーンピースを茹でている間に、オーブンでパンを焼き、
最終的にステーキを焼いて、焼きあがった頃にはほぼ全部出来上がり。

たくさんの材料や面倒な下ごしらえもほとんど無いこの日の献立ですが、
家でいただくものは茹でるだけや、焼くだけの簡単でシンプルなレシピだから
より美味しく感じるような気がします。凝った料理も、もちろん喜ばれますが、
この日のシンプルな献立も、思いのほか、家族に好評でした。
無理をしないで、自分も楽しめる範囲に留めておくことは、
特に客観的な評価を得るのが難しい毎日の主婦の生活の中で
今更ながら、大事なことだと思ったのでした。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

ほったらかしのまま、食パンを焼く

この日は子供のお弁当のサンドイッチの為に食パンを焼こうと思い立ちました。
が、連日のストレス解消のためのお出かけと仕事、母の世話、日常の家事と、スケジュールを結果的に詰め込みすぎてしまう私の性格が災いしてか、体調を崩したようです。
喉がいがらっぽく、非常にだるく、頭が痛くなり、熱っぽい。
まさに風邪の初期症状ではありませんか。
この悪コンディションに加え、主人のいびきが最近ひどいので熟睡できない状態が続き、まさに泣きっ面に蜂状態。だるい身体と頭を抑えつつ、材料をブレッド・メーカーにセット。ゴトンゴトンとけなげに働くパン焼き君の音を聞きながら眠りにつきました。

Loaf

次の日も這うように起きて、ブレッド・メーカーの蓋を開けると、ここのところのぽかぽか陽気のためか、既にまんまるにふっくらと発酵済み。もう丸めるのもしんどいくらいですが、パン生地のこねて、こねて!という赤ちゃんのようなつやつやの生地を見ると放って置けません。なんとか適当に丸めて食パン型へ。もう一度二度寝にベッドに戻りました。
そして目が覚めた次の瞬間、パンは? 
オーブンを覗きに行くと、既に焼くのを待つばかりにふんわりと発酵したパンの姿が!それからオーブンで焼くこと30分。なんとか食パンが焼きあがりました。

こんなに適当でも作れてしまうところが、こんな私でもパン作りを続けられる由縁でありましょう。こちらがパンに合わせるのではなく、パンが合わせてくれるのです。天然酵母のパン、ありがとう!あなたは人間が出来てます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

恵比寿 アイラでフレンチ気分のランチ

友人に誘われて今日やって来たのは、
恵比寿のフレンチ・スタイル・カフェ、AILA。
大人っぽいセンスの中に可愛らしさがある、
フレンチ独特の雰囲気が好きな友人に
以前から話を聞いてはいたのですが、
今回やっと念願叶ってランチすることができました。

Ailaout
一歩お店に入ると香る、清々しいハーブの香りと共に、
古い一軒家を改装した、なんともいえない壁や
天井の古びた雰囲気がフレンチ・シックを思わせる独特の空間。

あのパトリス・ジュリアンさんが元々は経営していたお店を、
現在は以前のパートナーだった方が引き継いでいるそうです。

Aila1 Aila2
色々迷って本日のキッシュ・ランチに。ミニサラダ、さつまいものスープ、パン、
ベーコンとチーズの自家製キッシュ、ハーブティーにプチ・デザート。
少しずつ、盛りだくさんが女性に人気の秘密かもしれません。
意外にこういったカフェでは珍しい、どれも本当に家で作ったような、
ホームメイドの味つけに好感が持てました。

実はパトリスさんの本を読んだことはあるのですが、
実際のお店に伺うのはこちらがはじめて。
彼が経営していた時とは微妙に違う点もあるのでしょうが、
それでも普通の比較的規模の大きい会社が経営しているカフェとは、
インテリアも雰囲気もメニューまるで違いました。
どこにもない、まさに手作り風のここだけの空間。
この古びた感じが好きか嫌いかは、
意見が人によって分かれるところだとは思いますが、
それでも彼の本の中にある、「生活はアート」という魔法は
随所に残っているようでした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

キャラメル・ペア・ケーキ

キャラメル・クリームを使うお菓子第二弾はこのキャラメル・ペア・ケーキ。
通常のパウンド・ケーキのレシピにキャラメルを加えるためか、
よりしっとりと香ばしいこのケーキ。濃い目のフレーバー・ティー、
例えば私のお薦めはマリアージュ・フレールのマルコ・ポーロなどにぴったりのケーキです。

Carap
バター 100g、ブラウン・シュガー 80g、卵 2個、
薄力粉100g ベーキング・パウダー5g(合わせてふるう)、
キャラメル・クリーム 生クリーム100cc グラニュー糖100g
洋梨(缶詰でも可。固めのものが良い) 適宜

キャラメル・クリームはグラニュー糖を鍋に入れ、キャラメルを作ったところに、
生クリームを注いで少し煮詰める。冷蔵庫で保存可能なので作っておくと、
他のお菓子にも使いまわせて便利です。

室温にしたバターを泡立てて、ブラウン・シュガー、解きほぐした卵、
ふるった粉類の順に混ぜる。キャラメル・クリームを加えた生地に水気を切って、
スライスした洋梨を並べてパウンド型に入れ、170度のオーブンで40分焼く。

一切れづつ、少しずつのつもりが、ふと気付くと、
一人で大変な量を食べていることも。
焼いたその日よりも、次の日、また次の日とバターが馴染んで、
時間が美味しくしてくれるケーキのひとつです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

吉祥寺 ちょっぴり北欧気分

いつも同じ店ばかりに通ってしまう吉祥寺。
久々の吉祥寺のブログは、わざわざ友人が
吉祥寺まで遊びに来てくれたからです。
知らない間に可愛い新しいお店が増えてきていました。

まずは、テラスを改装してアーティスティックな雰囲気に
ちょっぴり変身したラパン・アジル。
Lapin1

お得なランチ・プレートは健在です。本日は肌寒い日のため、スープ・セット。
バゲットがオープン・サンドになり、よりヴォリューム感がアップした模様。
Lapin2 Lapin3

そして、たくさんのおしゃべりに華を咲かせた後、吉祥寺の女子的観光名所、
秘密めいたパン屋さん、ダン・ディ・ゾンでお買い物。
ブティックの様に整然とパンが並ぶ店内のインテリアと共に、
何かと雑誌等で話題のお店です。ちょっと気になったパンをお買い物。
Pan
見た目とは裏腹な、パンチの利いた餡が美味しいアカネ、
ショコラがちょっと焼きすぎている感じのラヴ・ショコラは私の好みとはちょっと違いましたが、リグーリア産ブラック・オリーヴのアセイテュナはワインのお供に。

まだまだ話し足りない私たちは、吉祥寺では比較的新しい、北欧カフェ、moiへ。
壁の向こうは併設のカード・ショップKorttiですが、ヘルシンキ中央郵便局の
「手紙カフェ」をお手本にしているそうです。
Moi3
何故か、映画「かもめ食堂」を思わせる店内の雰囲気。

Moi1_2 Moi2
ベリーのトライフル。コーヒーは徳島のaalto coffeeの豆を使用しているそうです。
可愛らしいおやつセット。ちょっぴり何かつまみたい人には最適です。

隣には有名な雑貨屋さん、サンクが出来ていたり、代官山のSIGNAが帰ってきていたり、私が知らない間に大正通りのこの一帯は、北欧通りとなっていたのでした。
一度吉祥寺に住んでしまうと、ほとんどのものがここで間に合ってしまうので、
吉祥寺から離れて暮らすのが考えられなくなってしまいます。
どんなタイプの女の人にも、いくら居ても飽きない街、
それが吉祥寺の魅力ではないでしょうか。

今日は友人と話している間に、ごちゃごちゃになっていた頭の中が
いつしかすっきりとしているのに気付きました。
人に話すという行為は、誰かに聞いてもらうというだけで、相手にもよると思いますが、人によっては絶大なヒーリング効果があるようです。私が危機に陥ると、こうして差し伸べられる、誰かの優しい手に感謝した今日の日でした。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

キャラメル・クリーム

最近のマイブームはキャラメル・クリーム。
手軽に出来て、何にでも合うこのクリームが冷蔵庫に一瓶あると
甘いものが家に無いと不安になる、甘いものフリークの私は安心です。

Caramelb

ブルータスのパン特集を始めとして、料理雑誌ではない雑誌までパン特集が組まれています。パラパラとページをめくると美味しそうなパンと香ばしい香りがこちらまで漂ってきそうです。いつも美味しそうなパンの記事を読むだけで、無性にパンが食べたくなってしまう私。もともと炭水化物にはなにより目の無い私のこと。炊き立てのご飯や焼き立てのパンの魅力には抗し難いものがあります。さらに悪いことには、私の台所といっても過言ではない吉祥寺東急に期間限定でメゾン・カイザーが出店中。嬉しい悲鳴です。

この日もメゾン・カイザーのプチ・バゲットにキャラメル・クリームをたっぷり塗ったおやつ。キャラメルの柔らかで懐かしい甘さと香りが口の中に広がるシンプルですがハッピーな時間。

キャラメル・クリームは100gのグラニュー糖を鍋に入れて火をかけ、キャラメルになったら生クリーム100ccを注いで(この時はねるので火傷に注意!)好みの濃度まで煮詰めるだけ。驚くほど簡単にできるので、美味しいバゲットが手に入った時などは是非お試し下さい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

休日の昼ごはん コーン・ブレッド

ゴールデンウィークもそろそろ終わり。
はっきりしないぐずついたお天気が続きますが、
湿度が徐々に高くなってきたこの頃は、
パン作りにはいい季節になってきました。

天然酵母を使っているため、夜寝る前にこねて、
朝起きるとちょうどいい具合に発酵が終わっています。
朝成形して二次発酵、家族が起きてくる休日の朝には
焼きたてのパンが待っています。
Cornbr1
本日はちょっともっちりした食感のコーン・ブレッドを焼きました。

お昼ごはんにコーン・ブレッドを使ったチキンのサンドウィッチを作りました。
Cornbr2
電子レンジでちょっぴりの白ワインをかけて酒蒸しにしたチキンと、
マヨネーズ、マスタード、きゅうりを挟んだサンドウィッチ。
少し蒸し始めた初夏の陽気に、さっぱりした冷たいチキンと
きゅうりのサンドウィッチが美味しく感じられました。
これでさっぱりした白ワイン、フラスカーティなどと一緒にいただけば、
文句無い素晴らしい休日なのですが、人生何事も我慢が大切です。
この日はお気に入りのネスプレッソのコーヒーで我慢(?)しました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

クレープリー ル・ブルターニュ 表参道

何故か無性に食べたくなることがあるガレットとクレープ。
こんな時は表参道にあるクレープリー、ル・ブルターニュへ。
ちょっと面白い本屋さんナディッフが入っていたビルの1階から
移転した新しいお店に来るのは初めてです。
たくさんあるメニューから迷いつつ、
いつも頼むのは同じようなメニュー。

Breta1
ガレットとクレープのセット。グリーンサラダとコーヒーが付きます。
ガレット・コンプレット・アーティチョーク 
中には卵・ハム・グリュイエールチーズ・アーティチョーク

Breta2
クレープは必ず!ヴァヌテーズを頼みます。
これが食べたくてここに来るようなもの。
ジンジャー風味のキャラメル・ブール・サレ。

いつもここに一緒に来るのは私と同じで粉物系(ワッフルやマフィン、クレープなど)が大好きなアメリカ人の友人なのですが、未だにクリスピークリーム・ドーナッツ(の行列)に挑戦しようという無謀な計画は未遂のまま。私たちが幾ら粉物系スイーツが好きだとはいえ、列に並ぶのを楽しむには歳を取りすぎているというのがその理由です・・・。

今日も彼女に教えられたのは、毎日をいかに楽しんで生きるかということ。そのアドヴァイスは的確で現実的、かつユーモアのセンスに溢れています。私のことをいつも心配してくれて、いつもは頼られることの多い私が頼ることの出来る、そしてつい頼ってしまう数少ない友人の一人なのです。人は頼ったり、頼られたり、色々な種類の助け合いがあるから、辛いことや思わぬことが起きる人生でも乗り切っていける、周囲の人々の助けには感謝の日々です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« April 2008 | Main | June 2008 »