アールグレイ・ティー・ブレッド
バターの品不足が心配されている今日この頃。
お菓子作りが趣味な私としてはなんとも困った状況です。
バターを使ったお菓子といえばなんといってもパウンド・ケーキ。
バターと粉と卵、砂糖といったシンプルな材料でできているだけに、
それぞれの材料の良しあしが素直に味に表れてしまいます。
イギリスではこのタイプのバターをふんだんに使ったパウンド・ケーキや
お菓子のレシピを良く目にします。それというのも、
バターを始めとする乳製品が未だに贅沢品の感のある日本と比べると、
未だにイギリスの乳製品の安さは驚くほど。
日本と比べるとすべてに驚異的な物価高のイギリスですが、
以前として生活必需品や食品、特に乳製品の安さは
乳製品がいかに人々の生活に浸透しているかの証明のようです。
常に身近にふんだんに使えるという状況がレシピにも反映されているのでしょう。
今日はアフタヌーン・ティーにぴったりの
アールグレイ・ティー・ブレッドを作りました。
ティー・ブレッドといっても、パウンド・ケーキの一種。
濃いめに淹れたアールグレイ・ティーにレーズンを
一晩浸して作るのがポイントです。
生地自体にもアールグレイ・ティーのリーフをいれるので、
いただいた時にほんのりとアールグレイの香りが
生地からもレーズンからも漂うのがこのケーキの美味しさ。
一日も早いバター不足の解消を祈りつつ・・・。
メゾン・カイザーのレモン・パイ
天然酵母のパンやすべてオーガニックの材料で作られたパン屋さんなど
最近は買うのに迷ってしまうほど美味しいパン屋さんがたくさんある東京。
中でも私の最近のお気に入りはメゾン・カイザーのもの。
フィガロ紙のNo.1クロワッサンで有名なブーランジェリー。
パリで食べた時も美味しいと思ったのですが、東京でも変わらぬ美味しさ。
そして何よりパリと同じクロワッサンがいただけるとは、
東京ってなんてすごい都市なのだと思わずにはいられません。

うちの会社の経理の人と話していたところ、彼女もメゾン・カイザーのファンだということが判明。
一気にどのパンが美味しいかで盛り上がったのですが、彼女の知り合いが働いている事情から、たくさんのお土産をもらいました!それが上の写真ですが、実際はこの倍くらいの量です。会社で早速試食会の始まりです。男の人が大半の職場なので、私たちのパンに対する情熱と異様な盛り上がりについていけないようでしたが・・・。

私も彼女もお気に入りなのが、このレモン・パイです。
甘酸っぱい酸味と甘みのバランスが絶妙なレモン・クリームに
メゾン・カイザーならではの、時間が経ってもサクサク、ハラハラのパイが美味しい。
どのパンも美味しいメゾン・カイザーですが、
やはりクロワッサンと同じパイ生地のパンがお薦めです。
お雛様のちらし寿司
今年も雛祭りの季節がやってきました。
雛祭りの献立はいつもと変わらぬ、蛤のお吸い物、菜の花のお浸し、そしてちらし寿司です。我が家のちらし寿司は人参、干し椎茸、蓮根を酢飯に炊き込んだ簡単なもの。
その上に今年は錦糸卵、いくら、鮪、とびっこ、三つ葉を飾りました。
家庭で作る味はその家によってそれぞれ。色々試してみたのですが、
結局はこのシンプルなちらし寿司が我が家では一番好評です。
手のかからないシンプルな家庭料理。これが我が家の味なのかもしれません。
錦糸卵を作るのも、鮪を刻んだり、飾りつけも今年はうちの子供の担当で、
私はほとんど手伝っていません。思えばうちの子も大きくなりました。
お雛様というといつも思い出すのは、亡くなった父と、今は亡き私の両親の家のことです。なんでも大きいものが好きだった父は私が止めるのも聞かず、豪華過ぎる巨大な段飾りのお雛様を無理やり購入してしまったことを思い出します。誰の言うことも聞かなかった父らしいエピソードですが、父が健在だった頃のことを思うと、今は驚くほど色々なことが変わってしまいました。
そんな中でもうちの子供はすくすくと成長してくれて、今年は一緒にちらし寿司を作れるようになったのが、なによりもお雛様で祝うべきことのような気がします。
どこの親もお雛様には子供の目覚しい成長にそんな気持ちになるのかもしれません。
来年は寿司飯を作るところも自分で担当すると張り切っています。
来年はどこまで成長しているのか、来年のお雛様が楽しみです。





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